2014年08月31日
母子感染について

前回歯妊娠時の歯科治療について

お話させて頂きましたが

今回は私が母子教室で話してきた内容についてわかりやすく

お話していきたいと思います

皆さんは虫歯の原因菌であるミュータンス菌が親から子へと移ることは

知っていますよね

主にいつも一緒にいる母親から感染する事が多く

母親から移る可能性は70%だと言われて

います

ミュータンス菌は固いものにくっつく性質があり歯が生えてこないと

定着しません

生後1.5歳から2.5歳までの丁度乳歯が生えそろう時期に合わせて

親から移ると定着してしまうのです

この時期の事を感染の窓と言います

フィンランドでは子供だけの予防をしてもなかなか虫歯の数は減りませんでした

そこで親も予防する事になっていったのです

今では世界で1~2位を争うくらい虫歯の少ない国になりましたが

日本との違いは生涯に残っている歯の数です

スウェーデンやフィンランドは80歳で20本以上残っているのに対して

日本は悲しい事に8本前後しか残っていないのが現実なのです

なぜ物があふれる先進国である日本の現状がこんなことになっているかというと

小学校までは比較的に虫歯が少なくなっているにも拘わらず

中学校以降大人になるまで歯を予防する習慣がないことです

歯の定期審査に通う率がフィンランドでは80%なのに対して日本では

20%以下です

これではごく限られた人を除いて殆どの人が入歯になってしまいます

確かに予防がフィンランド並みに行き届いてしまうと歯科医師数は

今の5分の1程度で済んでしまうため中々難しい側面もあるのですが

世の中は常に変化していきます

例え5分の1になったとしても仕方がないと思います

私はフィンランドに直接行って現場の状況をこの目で見てこなければ

ここまで考える事はなかったかもしれません

一度見たものはなかったことにはできません

例え治療になったとしても予防ができていないととどんなことになるのか

想像がつくでしょう

歯科医師は考え方ひとつで社会貢献のできる素晴らしい仕事です

是非母子感染を防ぐ意味でも家族ぐるみで予防をしましょう

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2014年08月24日
マタニティ歯科

今週は前回に引き続き妊娠時期のレントゲンと投薬について

お話します

皆さんはどのくらいの放射線を浴びると影響があると思われますか

一般的には10mmシーベルトを超えてはいけないとされています

1回の歯科放射線被爆量は約0.04mmシーベルトですから

単純に計算して250枚デンタルフィルムを撮影しないと危険値には

達しません

さらに当院では腹部に鉛のプロテクター着用を義務ずけて

いますのでごく一部のい乱反射を除いて腹部に当たる放射線量は

0.04mmシーベルトどころか限りなく0に近くほとんど無視して

よい数値です

ただ限りなくゼロとはいっても妊娠中のエックス線はなるべく使わないほうが

よいでしょう

そのためにも予防が大切になってきますしホルモンが変化する

妊娠期は人によっては歯周病が悪化するケースもあり歯科医院での

定期的なメインテナンスを受けられた方が安全です

また妊娠期にミュータンス菌の数を減らしてお口の中を清潔に

保っておくことはその後のお子様に対する母子感染を防ぐ

意味でも非常に重要な事です

また薬についてですが12週まではお子さんの体の重要な部分」が作られる

時期でもありいかなる薬も飲まない方が安全でしょう

安定期に入れば胎盤もしっかりとし影響も少なくなりますが

抗生物質などの服用は避けるべきだと思います

予防して薬のいらない状況にしておくのがベストですが

不幸にも痛みが出た場合は痛みを我慢する方が胎児に悪影響を

及ぼす場合もあり治療することも必要です

歯科の麻酔は局所麻酔であり含まれているエピネフリンも微量であり

妊娠4か月から7か月の間の安定期であれば胎児への影響は殆どないと

考えられます

いずれにしても妊娠期の歯科治療はなるべく避け日頃から予防に

関心を持ってゆったりとした気持ちで妊娠期を迎えたいものです

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2014年08月17日
妊婦と歯科治療

今日からは少しずつ患者様の役に立つ情報を発信していきたいと

思います

当院でも母子教室を開くにつれ第2子を妊娠される方の来院が増えてきました

これから出産を考えられている方や妊娠されている方のお役に少しでも

立てれば幸せです

さて歯科治療が胎児に及ぼす要因は1胎児の発育段階

2レントゲンの影響

3薬の影響の3つです

妊娠12週までを器官形成期といい身体の重要な部分が作られます

つまり妊娠4から8週の間に、脳 神経 心臓 血管 消化器 四肢 

といった主要部分が形成されるのです

胎児にとってはこの時期が最も危険な時期となります

妊娠12週を過ぎると奇形などを引き起こす可能性は少なくなります

そこで妊娠4か月から7か月を安定期と考えて歯科治療を行うべき

です

当院では妊娠4から8週は特に慎重に歯科治療に当たるべきと考えて

12週までは口腔内審査とブラッシング指導や簡単な歯石除去だけに

とどめています

レントゲンや投薬が必要な場合は妊娠5か月以降が安全でしょう

妊娠8か月以降は早産の危険があるのでそれまでに治療を終える

ようにします

レントゲンと投薬については次回お話しさせて頂きます

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2014年08月10日
従妹の葬儀と深水歯科医院

先週は突然の不幸があり月曜を休診にして富山へ

帰省しました

私より4歳年上の従妹が食道癌によって他界しました

GWに帰省した時には抗がん剤の治療をして頑張る決意をしていたにも

拘わらず思ってもみないほどの進行の速さでした

娘が3人いてまだ未婚のため本人にしてみれば断腸の思いであったでしょう

お通夜の席で見た従妹の亡骸は生前の面影もなく他人と見間違うほど

痩せこけていました

余りのショックに言葉も出ませんでした

遺族の気持ちも如何ばかりかと思うと胸がつまります

何か役に立てることはないのか思案に暮れる毎日です

また木曜には銀座にある深水歯科医院に総義歯のセミナー

を受けに行ってきました

難症例の患者さんに実際にどうやって義歯を作るのかを

目の前で見せてもらいました

名人芸とても言いましょうか全く顎堤のない下顎にぴったりと

義歯が吸い付く様は見事の一言に尽きます

しかし名人芸とはいっても非常に理論的で解りやすい事に

感銘を受けました

ただ今までの積み重ねがなければそこに気が付くことも

なかったことでしょう

義歯の名人を目指して一歩でも近ずきたいと思います

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2014年08月10日
従妹の葬儀と講習会

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